Glossary / 市場と指数

裁定取引(アービトラージ)

同じ価値を持つはずのものに、一時的な価格差が生じたとき、その差を利用して、ほぼリスクなく利益を得ようとする取引です。「アービトラージ」とも呼ばれます。株式市場で代表的なのが、株価指数の「先物」と「現物(現物株のバスケット)」のあいだの価格差を狙う裁定取引です。理論上は連動するはずの両者に、一時的なズレが生じると、割高なほうを売り、割安なほうを買って、価格が収れんしたときに差を利益として確定します。この裁定取引にともなう売買(裁定買い残・売り残の解消)は、現物の株式市場の需給に影響を与えます。とくに、メジャーSQ(先物・オプションの清算日)の前後で、裁定解消の売買が、相場を動かすことがあります。これは、企業価値とは関係のない、市場内部の需給要因です。StockArchiveのAIは、こうした短期の需給による変動に惑わされず、企業の本質的価値を判断の軸とします。

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