市場区分とは、東京証券取引所が上場企業を規模や性質で分けた3つの区分です。2022年の市場再編で「プライム・スタンダード・グロース」の3区分に整理されました。
3つの区分の違い
プライム市場は最上位の区分で、多くの機関投資家の投資対象となる大企業向け。流通株式の時価総額やガバナンスに高い基準が課されます。スタンダード市場は一定の規模と実績を持つ中堅企業向けの標準的な市場です。グロース市場は、いまは規模が小さくても高い成長が期待される新興企業向けで、赤字でも将来性があれば上場できます。
投資家はどう使う?
安定を求めるならプライム、成長の芽を狙うならグロース、というように、市場区分から銘柄の性格をある程度推し量れます。区分によってリスクとリターンの傾向も変わります。
指数との関係
TOPIXなど主要な株価指数の対象範囲とも関わります。IPOでは、成長企業の多くがまずグロース市場に上場します。
※本項目は制度・仕組みの一般的な説明で、事実の記録です。特定銘柄の投資助言ではありません。
参考例
同じ「上場企業」でも、プライムの大企業は値動きが比較的安定しやすく、グロースの新興企業は成長期待が大きいぶん株価の変動も大きい傾向があります。区分は銘柄の性格を見る目安になります。
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