株主から預かった資本を、いかに効率よく利益に変えるか(=ROEを高めるか)を重視する経営の考え方です。近年、日本企業に強く求められるようになりました。背景には、日本企業の多くが、利益をため込む一方で資本効率(ROE)が欧米企業より低く、「資本を有効活用できていない」と批判されてきたことがあります。
計算のしかた
東証も、PBR1倍割れ(株価が解散価値を下回る)企業に改善を促すなど、資本効率の向上を求めています。ROEを高める方法は、利益率を上げる、資産を効率的に使う、過剰な自己資本を株主還元(配当・自社株買い)で減らす、などです。ROE経営に積極的な企業は、株主を重視し、株価が評価されやすい傾向があります。
ポイント
ただし、借金を増やして見かけのROEを上げるのは本末転倒で、本業の収益力向上が本筋です。StockArchiveのAIは、こうした資本効率への取り組みも、企業の質を測る材料とします。
※本項目は用語の一般的な説明で、事実の記録です。特定銘柄の投資助言ではありません。
参考例
ROE8%を目標に、自社株買いや不採算事業の整理を進める企業が増えています。資本効率重視の表れです。
ROE = 純利益 ÷ 自己資本 × 100 / ROA = 純利益 ÷ 総資産 × 100
純利益 80億円 → 自己資本 800億円なら ROE 10%、総資産 2,000億円なら ROA 4%
ROEは自己資本、ROAは総資産に対する効率。差は財務レバレッジの影響です。
この言葉、StockArchiveなら「実際に動く姿」で学べます。
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