企業の「稼ぐ効率」を測る、二つの代表的な指標で、何を基準にするかが違います。「ROE(自己資本利益率)」は、株主が出したお金(自己資本)を使って、どれだけ効率よく利益を上げたかを示します。株主の視点での効率です。
ほかの用語との違い
「ROA(総資産利益率)」は、借金も含めた、すべての資産(総資産)を使って、どれだけ効率よく利益を上げたかを示します。会社全体の視点での効率です。この二つを比べると、その企業が、借金(レバレッジ)をどう使っているかが見えます。
注意したいこと
ROEが高くてもROAが低い企業は、借金を多く使ってROEを高めている可能性があり、財務リスクに注意が必要です。一方、ROAも高い企業は、借金に頼らず、本当に効率よく稼いでいる、質の高い企業といえます。両方を合わせて見ることで、収益効率の実態と、その健全性が分かります。
ポイント
StockArchiveのAIは、こうした複数の効率指標を組み合わせ、企業の稼ぐ力を多面的に、事実にもとづいて評価します。
※本項目は用語の一般的な説明で、事実の記録です。特定銘柄の投資助言ではありません。
参考例
ROEは株主のお金への効率、ROAは総資産への効率。両者の差が大きいほど借入を活用しています。
ROE = 純利益 ÷ 自己資本 × 100 / ROA = 純利益 ÷ 総資産 × 100
純利益 80億円 → 自己資本 800億円なら ROE 10%、総資産 2,000億円なら ROA 4%
ROEは自己資本、ROAは総資産に対する効率。差は財務レバレッジの影響です。
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