会社の総資産から、負債(借金など)を差し引いた、正味の財産のことです。「自己資本」「株主資本」とほぼ同じ意味で使われます。貸借対照表(BS)の右下に位置し、返済する必要のない、会社自身のお金を表します。
見方の目安
純資産は、株主が出資したお金(資本金など)と、これまで稼いで内部にためてきた利益(利益剰余金)から成ります。純資産が厚い会社は、借金への依存が少なく、財務的に安定した、つぶれにくい会社です。会社を解散して資産を分けた場合に株主が受け取れる価値(解散価値)の目安でもあります。
なぜ重要なのか
この純資産を発行済み株式数で割ると、1株あたり純資産(BPS)になり、株価をBPSで割るとPBRになります。純資産が年々増えている会社は、利益をためて財務を強くしている健全な会社といえます。StockArchiveのAIは、こうした企業の財産的な裏付けも、安全性を測る材料として参照します。
株主の取り分
純資産は、総資産から負債を引いた、株主に帰属する部分です。BPS(1株あたり純資産)の計算やPBRの分母になります。純資産が厚いほど財務は安定しますが、多すぎて有効に使われていない場合は、資本効率が低いと批判されることもあります。
※本項目は用語の一般的な説明で、事実の記録です。特定銘柄の投資助言ではありません。
参考例
総資産500億円、負債300億円なら純資産は200億円。株主に帰属する取り分です。
純資産 = 総資産 − 負債
総資産 2,000億円 − 負債 1,200億円 = 純資産 800億円
会社の正味の財産(自己資本)。返済不要の元手にあたります。
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