ソルティノレシオは、取ったリスクに対してどれだけ効率よくリターンを得たかを測る指標で、シャープレシオの仲間です。大きな違いは「リスク」の捉え方にあります。シャープレシオが値動きの振れ全体(標準偏差)をリスクとするのに対し、ソルティノレシオは値下がり方向の振れ(下方偏差)だけをリスクとみなします。
見方の目安
上昇の振れは投資家にとって望ましいため、それをリスクに含めない分、下振れに対する効率をより的確に表すとされます。値が大きいほど、下振れリスクのわりに高いリターンを得られた、と解釈されます。
ポイント
本ページは用語の一般的な解説であり、特定の投資手法や銘柄を推奨するものではありません。
下落リスクだけを見る
ソルティノレシオは、シャープレシオの改良版で、値下がりのぶれだけを対象にします。上昇のぶれは投資家にとって歓迎すべきものなので、それを除いて下落の痛みだけでリスクを測ります。値が高いほど、下落を抑えつつ収益を得た運用といえます。
※本項目は用語の一般的な説明で、事実の記録です。特定銘柄の投資助言ではありません。
計算式
ソルティノレシオ =(運用収益率 − 安全利子率)÷ 下方偏差
参考例
下落時の振れだけを分母にするため、上昇の大きさが罰点にならず、下振れの少ない運用が高く評価されます。
ソルティノレシオ =(リターン − 最低許容リターン)÷ 下方偏差
(8% − 1%)÷ 下方偏差 7% = 1.0
値下がり方向の振れだけをリスクとみなして効率を測ります。
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