会社が事業で稼いだ現金から、設備投資などに使った分を差し引いて、自由に使えるお金のことです。おおまかに「営業キャッシュフロー − 投資キャッシュフロー」で求めます。このフリーキャッシュフロー(FCF)が、配当や自社株買いによる株主還元、借金の返済、新たな投資の原資になります。
ポイント
FCFが潤沢な会社は、財務に余裕があり、株主還元も成長投資も自由にできる、強い会社といえます。逆にFCFがマイナス続きだと、手元の現金が減り、いずれ資金調達が必要になります(成長期の企業は投資先行でマイナスのこともあり、一概に悪いとは限りません)。企業価値を評価するDCF法でも、このFCFが基礎になります。
使いどころ
上級者は、FCFの安定性と、その使い道(還元か投資か)に注目します。StockArchiveのAIは、FCFを企業の財務的な強さと還元余力をはかる材料とします。
※本項目は用語の一般的な説明で、事実の記録です。特定銘柄の投資助言ではありません。
計算式
FCF = 営業活動によるキャッシュフロー − 設備投資額
参考例
営業CF200億円、設備投資120億円ならFCFは80億円。配当や自社株買いに使える自由な現金です。
FCF = 営業キャッシュフロー − 設備投資
営業CF 200億円 − 設備投資 80億円 = 120億円
自由に使える現金。配当・自社株買い・返済などの原資になります。
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