企業が将来生み出すお金(フリーキャッシュフロー)を予測し、それを現在の価値に割り引いて合計することで、企業の本来の価値を算出する、本格的な評価手法です。「お金は、将来もらうより今もらうほうが価値が高い」という考え方(時間価値)にもとづき、将来のお金を一定の割引率で現在価値に換算します。
見方の目安
割引率には、その企業の資金調達コスト(WACC)がよく使われます。DCF法は、株価が業績や成長性から見て割安か割高かを、理論的に判断できる強力な手法で、M&Aの企業価値評価などプロの現場で広く使われます。ただし、将来予測や割引率の前提しだいで結果が大きく変わるため、慎重な見積もりが必要です。
ポイント
上級者向けの考え方です。StockArchiveのAIは、こうした将来のキャッシュフローにもとづく企業価値の考え方も、銘柄評価の参考にします。
※本項目は用語の一般的な説明で、事実の記録です。特定銘柄の投資助言ではありません。
計算式
企業価値 = 各年のFCF ÷(1 + 割引率)^ 年数 の合計 + ターミナルバリューの現在価値
参考例
5年間のFCFを各年の割引率で現在価値に直し、6年目以降の価値を足して企業価値を求めます。割引率が1%変わるだけで結果は大きく動きます。
価値 = 将来のキャッシュフローを割引率で現在価値に直して合計
1年後 100万円 ÷(1+5%)= 約95万円(これを各年分くり返して合計)
将来生み出す現金を「今の価値」に換算して企業価値を見積もる方法です。
この言葉、StockArchiveなら「実際に動く姿」で学べます。
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