IRR(内部収益率)は、ある投資のNPV(正味現在価値)がちょうどゼロになる割引率のことです。言いかえると、その投資が実質的に「年何%で回るか」を表す利回りで、将来のキャッシュフローと初期投資が釣り合う収益率を指します。
見方の目安
一般に、IRRが資金調達のコスト(WACCなどのハードルレート)を上回れば投資する価値があると判断され、下回れば見送りと判断されます。NPVが「金額」で価値を示すのに対し、IRRは「率」で示すため直感的に比較しやすい一方、キャッシュフローの形によっては解が複数出るなどの注意点もあります。
ポイント
本ページは用語の一般的な解説であり、特定の投資判断を推奨するものではありません。
NPVと対で使う
IRRは、NPVがちょうどゼロになる割引率であり、投資の収益率を「率」で示します。NPVが金額で示すのに対し、IRRは規模の異なる案件を同じ土俵で比べられます。IRRが資金調達コストを上回れば、その投資は採算に合うと判断されます。
※本項目は用語の一般的な説明で、事実の記録です。特定銘柄の投資助言ではありません。
計算式
IRR = 投資額と将来キャッシュフローの現在価値が等しくなる割引率
参考例
初期投資100万円で毎年30万円が5年間得られる案件のIRRはおよそ15%。資本コストを上回るかで採否を判断します。
IRR = NPVがちょうどゼロになる割引率(実質の利回り)
初期 100万円 → 1年後 110万円 なら IRR = 10%
資金調達コスト(ハードルレート)を上回れば投資価値があるとされます。
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