企業が事業に使うお金を調達するのに、平均してどれくらいのコスト(利回り)が求められるかを示す指標です。「Weighted Average Cost of Capital」の略で、「ワック」と読みます。企業の資金は、株主から集めたお金(株主資本)と、銀行などから借りたお金(負債)で成り立っており、それぞれにコスト(株主が期待する利回り、借入の金利)があります。
見方の目安
この2つを、調達割合に応じて加重平均したものがWACCです。WACCは、DCF法で将来のキャッシュフローを割り引くときの「割引率」として使われます。また、企業が事業で生み出す利益率(ROIC)がWACCを上回っていれば、その事業は価値を生んでいる、と判断できます。
ポイント
経営の効率を測る重要な基準です。上級者向けの概念です。StockArchiveのAIは、こうした資本コストの考え方も、企業の価値創造力を測る材料として参照します。
※本項目は用語の一般的な説明で、事実の記録です。特定銘柄の投資助言ではありません。
計算式
WACC(%)= 自己資本コスト ×(自己資本 ÷ 総資本)+ 負債コスト ×(1 − 実効税率)×(負債 ÷ 総資本)
参考例
自己資本コスト8%、負債コスト2%、税率30%、負債比率40%ならWACCはおよそ5.4%になります。
WACC = 株主資本コスト×自己資本比率 + 負債コスト×(1−税率)×負債比率
8%×0.6 + 2%×(1−0.3)×0.4 = 約5.4%
会社が資金調達にかけている平均的なコスト。投資判断や企業価値評価の基準になります。
この言葉、StockArchiveなら「実際に動く姿」で学べます。
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